肺癌はCPFE急性増悪のリスク

e0156318_16573847.png 想定通りの結果と言えそうですね。

Oh Jee Youn, et al.
Presence of lung cancer and high gender, age, and physiology score as predictors of acute exacerbation in combined pulmonary fibrosis and emphysema: A retrospective study
Medicine: August 2018 - Volume 97 - Issue 31 -p e11683


背景:
 CPFEの患者は急性増悪のため頻繁に病院を受診する。しかしながら、CPFE急性増悪についてはいまだ報告が少ない。そこで、われわれはCPFE患者の急性増悪を予測する因子を調べた。

方法:
 後ろ向きに韓国大学九老病院の12年間の診療録をレビューした。胸部CTにおいてCPFEと診断された患者を選択した。入院を要する呼吸困難の悪化と新たに出現した胸部画像所見を急速悪化と定義した。急性増悪は、呼吸器感染症やその他原因が同定できない肺浸潤影を呈する急速悪化と定義した。われわれは、CPFE患者の年齢、性別、喫煙歴・喫煙量、BMI、既往歴、肺機能検査、性別、年齢、GAPスコア、肺癌の存在について調べた。

結果:
 227人のCPFE患者のうち、108人が急速悪化、31人が急性増悪を経験した。急速悪化のもっともよくみられた原因は感染症(60人、55.6%)だった。肺癌(ハザード比3.274、95%信頼区間1.072-1.918、p=0.02)は急性増悪の有意な予測因子だった。肺癌の存在とCPFE急性増悪は有意な死亡予測因子だった。

結論:
 肺癌を合併したCPFE患者、GAPスコアの高いCPFE患者では急性増悪に注意が必要である。



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by otowelt | 2018-09-12 00:45 | びまん性肺疾患

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