本の紹介:肺癌薬物療法のエビデンスとコツ
2018年 11月 03日
ここ数年、肺癌をはじめとした各種癌に対する治療の進歩は目覚ましい。ガイドラインも毎年改訂されるという事態で、私もちょっと驚いています。

発売日:2018年10月19日
単行本 : 220ページ
価格 : 5,500円 (税別)
出版社 : 羊土社
監修: 加藤 晃史先生、池田 慧先生
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この歴史的な“過渡期”にある現状、なかなか出版ができないのが肺癌の世界。出版したと思ったら、1年後には過去のレガシーになってしまうリスクがある。それでも、現状のエビデンスをしっかりまとめて出版したこの本は、あっぱれです。特に、「何かややこしくてついていけない」と思っている若手呼吸器内科医にはもってこいの一冊です。

内容は、おそらく専門家でも「なるほど」と思える細かい内容で、それでいて羊土社らしい読みやすいレイアウトにこだわった構成がありがたい。個人的には各キナーゼ阻害剤のところが面白かった。
実症例をもとに、わかりやすく解説されている点が魅力的です。2018年末にもおそらく肺癌のガイドラインは改訂されるでしょうが、現状のエビデンスを今一度確認したい人にとっては、この本がよい参考書になるはずです。

発売日:2018年10月19日
単行本 : 220ページ
価格 : 5,500円 (税別)
出版社 : 羊土社
監修: 加藤 晃史先生、池田 慧先生

この歴史的な“過渡期”にある現状、なかなか出版ができないのが肺癌の世界。出版したと思ったら、1年後には過去のレガシーになってしまうリスクがある。それでも、現状のエビデンスをしっかりまとめて出版したこの本は、あっぱれです。特に、「何かややこしくてついていけない」と思っている若手呼吸器内科医にはもってこいの一冊です。

実症例をもとに、わかりやすく解説されている点が魅力的です。2018年末にもおそらく肺癌のガイドラインは改訂されるでしょうが、現状のエビデンスを今一度確認したい人にとっては、この本がよい参考書になるはずです。
by otowelt
| 2018-11-03 00:36
| 肺癌・その他腫瘍