IPFにおけるCATスコアはSGRQや生理学的パラメータと相関する

e0156318_10574046.jpg 簡便な質問票なので相関しやすいと思います。

Grufstedt HK, et al.
Validation of the COPD Assessment Test (CAT) in patients with idiopathic pulmonary fibrosis.
Eur Clin Respir J. 2018 Oct 16;5(1):1530028.


背景:
 特発性肺線維症(IPF)は、高い罹患率と死亡率を有する慢性疾患である。臨床コンサルテーションを改善させるのに役立つような、患者のQOLをアセスメントするための信頼できマンジメントしやすい質問票が必要とされている。COPDアセスメントテスト(CAT)は臨床プラクティスで用いられている。それゆえ、この研究では、IPFと診断された患者において、St. George's Respiratory Questionnaire(SGRQ)および臨床パラメータと、CATの相関性を調べた。

方法:
 後ろ向きコホートデザインには、クリニックで外来治療を受けているIPFと診断された87人が組み入れられた。

結果:
 CATは有意にSGRQと相関していた(p < 0.001)。スピアマンの相関係数はr = 0.8だった。さらに、CATは、評価された生理学的因子のすべてと相関がみられた。
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(文献より引用)

結論:
 医療従事者と患者の対話を臨床プラクティスに組み合わせることで、IPF患者の症状尺度としてのCOPDアセスメントテスト(CAT)の妥当性を裏付けるものであり、臨床コンサルテーションの内容を改善するのに役立つ。





by otowelt | 2018-11-21 00:12 | びまん性肺疾患

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