本の紹介:医学生・若手医師のための 誰も教えてくれなかったおカネの話

 出版社より献本いただきました。日経メディカルオンラオンやm3.comで連載を持っている、勤務医兼個人投資家Dr. Kの著書です。前作は株式投資の本でしたが、今回は医学生・若手医師に向けたマネーリテラシー全般です。こういう類の本は、ウサンクサイ不動産投資や開業医の節税対策に傾倒することが多いですが、「医学生・若手医師」とハッキリ対象をしぼっています。難しい専門用語もそこまで飛び出しません。

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発売日:2019年1月25日
単行本 : 230ページ
価格 : 2,700円 (税別)
出版社 : 金芳堂
著者: Dr. K

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 自分の年収がどのくらいになるのか、源泉徴収票ってどう読めばいいのか、大学の医局に入るべきかどうか・・・、という勤務医ならではの切り口で書かれているため、わかりやすい仕上がりです。

 細かいところでは、年間に支払う学会費や渡航費、医師賠償責任保険の適否についてまで触れられており、マネーリテラシーを高めたいと思っている若手医師はぜひとも読んでおきたい一冊でしょう。

 日本人はとかくお金に関する話を敬遠しがちですが、清貧のまま生涯を終えるのか、若いころからマネーと向き合って幸せな老後を送るのか、今すぐにでも判断すべきかもしれませんね。


以下、目次です。

①収入編
1.将来、年収はどのくらいになるのか?
2.給与明細書と源泉徴収票を読めるようになろう
3.常勤か非常勤か常に意識せよ
4.お金 vs 医師のやりがい
5.勤務医 vs 開業医
6.大学の医局に入るべきか?
7.副業を持つべし
②支出編
1.奨学金について
2.医師は金遣いが荒い人種である
3.なぜか苦しい医師の家計
4.クレジットカードを作るべし
5.電子マネーは使うべきだが仮想通貨は論外
6.子どもの学費はバカにできない
7.学会に支払う費用と交通費に気を配るべし
8.マイホーム vs 賃貸
9.飲み会はほどほどに
③節税編
1.節税を知らずして収入を語るべからず
2.国民全員がやるべき「ふるさと納税」
3.老後の備えが控除対象になる個人型確定拠出年金(iDeCo)
④資産運用編
1.貯蓄とリスク
2.資産運用のためにまずなすべきこと
3.理解できない金融商品には手を出さない
4.株式投資のメリットとデメリット
⑤保険編
1.医師賠償責任保険に入るべきか
2.医療保険に入るべきか
3.生命保険に入るべきか
⑥その他編
1.患者からの謝礼金は確定申告する必要があるか?
2.“億り人”ドクター
3.他人からの儲け話は信じない
4.あなたの選ぶ診療科は本当にそれでよいか
コラム
1. 医局を辞めた友人
2. 若いころは貯蓄なんて必要ない
3. ポイントサイトで還元を受けよう
4. セルフメディケーション税制
5. リスクを納得すること
6. 破産した外科医
7. 訴訟問題になりかけたこと
8. 患者が差し出した札束







by otowelt | 2019-01-25 00:58 | その他

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優