術後6週のCRPは肺癌の予後予測バイオマーカーとなりうる
2019年 05月 02日
術後のCRPが予後予測バイオマーカーになりうるという報告です。Shinohara S, et al.
Postoperative C-reactive Protein Is a Predictive Biomarker for Survival After Non-small Cell Lung Cancer Resection.
Anticancer Res. 2019 Apr;39(4):2193-2198.
背景:
本研究では、肺切除を受けた非小細胞肺癌(NSCLC)患者において、術後CRP値が予後に与える影響を調べた。
患者および方法:
われわれは肺切除を受けたNSCLC患者336人を後ろ向きにレビューした。CRP値は基本的に術後6週に測定した(CRP6w:術後4~8週間であれば許可)。患者はCRP6wの平均値(5.0mg/L)に基づいて高値群と低値群の2群に分けられた。両群で5年全生存(OS)と無再発生存(RFS)が評価された。
結果:
5年OSおよびRFSは、高CRP6w群のほうが低CRP6w群よりも不良だった (それぞれ62.9% vs. 82.9%; p<0.001, 48.4% vs. 76.1%; p<0.001)。サブグループ解析でも、高CRP6w群の病理病期IおよびII以上でOS不良であることが示された。多変量解析では、高CRP6wとOS不良に関連がみられた(ハザード比2.23、p<0.001)。
結論:
切除されたNSCLC患者において、CRP6wは予後予測バイオマーカーになるかもしれない。
by otowelt
| 2019-05-02 00:58
| 肺癌・その他腫瘍









