小児喘息に対するスピリーバ®レスピマットの安全性に問題なし

e0156318_9473145.png 小児でもスピリーバ®レスピマットが使われるようになるでしょうね。

Vogelberg C, et al.
Tiotropium add-on therapy is safe and reduces seasonal worsenings in paediatric asthma patients.
Eur Respir J. 2019 May 16. pii: 1801824. doi: 10.1183/13993003.01824-2018.


背景:
 とりわけ安全面が最優先事項とされている、完全にコントロールされていない小児喘息患者において、効果的で忍容性の高い治療選択におけるアンメットニーズが存在する。

方法:
 1~18歳の有症状喘息患者において、チオトロピウム5µgあるいは2.5µgとプラセボの上乗せ治療を比較した5つのランダム化二重盲検プラセボ対照試験からのデータが用いられた。解析には、副作用イベント(AE)、重篤なAE(SAE)が組み込まれ、治療中および治療30日後に追跡された。

結果:
 1691人が治療され、1119人がチオトロピウムを投与された。AEは全群で低頻度だった:チオトロピウム5 µg群(51%), チオトロピウム2.5 µg群(51%)、プラセボ群(54%)。年齢、疾患重症度、性別を問わず、薬剤関連AE、治療中断を余儀なくされたAE、SAEは全群同等であった。喘息症状と関連したAEの数および喘息増悪は、とりわけ季節性ピークの間において、チオトロピウム5µg群のほうがプラセボ群より低かった。
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(文献より引用)

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(季節性:文献より引用)

結論:
 大規模な安全性データベース包括的解析によって、個々の試験では非実用的であったサブグループ分析が可能となり、有症状喘息の小児患者における1日1回チオトロピウム・レスピマット追加療法の安全性がさらに裏付けられた。



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by otowelt | 2019-06-07 00:43 | 気管支喘息・COPD

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