COVID-19:死亡リスクの評価にA-DROPが有用

COVID-19:死亡リスクの評価にA-DROPが有用_e0156318_2201476.png 金銀潭病院は、本当にいろいろやっていたんですね、すごいなぁ。

Fan G, et al.
Comparison of severity scores for COVID-19 patients with pneumonia: a retrospective study.
Eur Respir J. 2020 Jul 16. pii: 2002113. doi: 10.1183/13993003.02113-2020.


背景:
 既存の肺炎重症度スコアを用いることで、COVID-19パンデミックにおけるリスク層別化と合理的な医療資源割り当てに大きく貢献する。ただし、COVID-19入院肺炎患者におけるこれらのスコアのパフォーマンスはまだ不明である。

方法:
 単施設後ろ向き研究において、2020年2月15日時点で退院あるいは死亡した武漢金銀潭病院に入院したCOVID-19肺炎患者を全員登録した。PSI, CURB-65, A-DROP, CRB-65, SMART-COP, qSOFA、NEWS2が評価された。NRI(Net Reclassification Index; NRI)および IDI(Integrated Discrimination Index; IDI)を用いて検討した。

結果:
 654人の患者が登録され、133人が死亡し、521人が退院した。AUCはA-DROPで0.87, CURB-65で0.85, PSIで、0.85, SMART-COPで0.84, NEWS2で0.81, CRB-65で0.80、qSOFAで0.73だった。

結論:
 COVID-19の入院患者の死亡リスク層別化にA-DROPは信頼できるツールである。



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by otowelt | 2020-07-20 00:28 | 感染症全般

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


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