コロナ禍と看護師
2020年 12月 26日
COVID-19診療における病床の逼迫や過酷さは、医師から発信されることが多いですが、このコロナ禍、日本で一番しんどい思いをしている医療従事者は間違いなくコロナ病棟の看護師です。時折ウェブカメラでインタビューを受けている看護師がマスメディアに登場しますが、ああいうゲリラ的なものではなく、「Yahooニュース!」のような媒体で継続的に発信できる看護師がたくさんいたらいいのに・・・と思います。
コロナ病棟の看護師は、長時間フルPPEを装着して、患者さんの直接ケアにあたらなければいけません。また、非コロナ病棟ならば清掃業者が入ってくれますが、ゴミ出しも環境整備も、すべて看護師が担っている状況です。仕事中、気の休まる時間もない。
もちろん、その他の医療従事者も少なからず感染リスクをかかえながら診療しているわけですが、少なくともCOVID-19を診療している病院のほとんどにおいて、圧倒的に看護師の負荷が大きい。
繰り返しますが、"圧倒的"です。
お金がすべてではないですが、国や自治体が施策で広く分散させている手当は、基本的に現場の看護師に集約すべきだと私は考えています。
私は口下手なので面と向かって上記を言うことはほとんどありませんし、恥ずかしがりやなのでお菓子の1つも買っていくことすらできませんが(コミュ障か!)、看護師には毎日感謝しています。
いつも、ありがとうございます。
by otowelt
| 2020-12-26 10:31
| 感染症全般