COVID-19:二重マスクは有効?
2021年 02月 11日
サージカルマスクの紐を交差させる方法はSNSで誰かが紹介していましたが、結ぶというところまでは考えつかなかったです。それにしても、サージカルマスクがでかすぎる気が・・・。
エアロゾル論は無学な私にとっては奥が深いのであえて触れませんが、重ね着するほど粒子量が減るのは間違いなさそうです。じゃあどこまでやるのという話になってきますが、今後感染そのものが減るというデータが出てくるのでしょうか?
エアロゾル論は無学な私にとっては奥が深いのであえて触れませんが、重ね着するほど粒子量が減るのは間違いなさそうです。じゃあどこまでやるのという話になってきますが、今後感染そのものが減るというデータが出てくるのでしょうか?
個人的には、中立です。
ユニバーサルマスキングは、COVID-19の原因であるSARS-CoV-2の蔓延を遅らせるためにCDCが推奨する予防戦略の1つである。2021年2月1日の時点で、複数の州においてマスク装着義務があった。布製マスクおよびサージカルマスクはN95マスクなどよりも緩めにフィットするため、顔の輪郭に合わせてフィットさせる必要がある。
さまざまなマスクの組み合わせが咳内に放出される粒子量をどれだけ効果的に削減したか(感染源)を評価した。マウスピースから0.1~7μmの塩化カリウム粒子によって仮想ウイルス粒子を作成し、咳をする人のシミュレーターとした。その後、これらのエアロゾルを遮断するために、通常サージカルマスク(両サイドを結んでいないもの)、サージカルマスク+不織布マスク、加工サージカルマスク(両サイドを結んで横からの漏れを防いだもの)の3パターンの評価をおこなった(写真)(3.1m×2.1mチャンバー内にて1.8m離れて3回計測)。
※加工サージカルマスクの作成方法:
■YouTube動画:URL:https://youtu.be/UANi8Cc71A0
咳シミュレーターから放出される粒子量は、咳側が通常サージカルマスクをつけると42.0±6.70%減少、不織布マスクで44.3±14.0%減少、サージカルマスク+不織布マスクで92.5±1.9%減少した。咳側がマスク着用+曝露側がマスクなしの検討では、曝露量は、加工サージカルマスクで62.9±0.08%減少、サージカルマスク+不織布マスクで82.2±0.16%減少した。咳側がマスクなし+曝露側がマスク着用の検討では、曝露量は、加工サージカルマスクで64.5±0.03%減少、サージカルマスク+不織布マスクで83.0±0.15%減少した。咳側と曝露側の両方がマスク着用の検討では、加工サージマルマスクで95.9±0.02%減少、サージカルマスク+不織布マスクで96.4±0.02%減少した。
by otowelt
| 2021-02-11 23:43
| 感染症全般