本の紹介:総合内科病棟マニュアル 病棟業務の基礎(赤本)

赤本といえば、大学入試のときのアレを思い出すのですが、この本は「総合内科病棟マニュアル」が赤・青に分離した1冊です。前版もかなり秀逸で、私にとってもポケットに入れる本の1つになっていました。

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発売日:2021年6月4日
単行本 : 528ページ
価格 : 4,400円 (税別)
出版社 : メディカルサイエンスインターナショナル
編集: 筒泉貴彦先生, 山田悠史先生, 小坂鎮太郎先生


予想はしていましたが、情熱の密度がハンパない。情熱どころじゃない、マグマですよこれは。研修医時代って、診療情報提供書(紹介状)の書き方や、死亡診断書の書き方って、現場で覚えていくスタイルが普通なんですが、病棟の立ち居振る舞いから書類の書き方まで、徹底的に網羅したのがこの赤本。

「胸腔ドレナージのときの診療記録ってどう書けばいいんですか」「カンファでプレゼンするときどうしゃべったらいいですか」

はい、これも全部載っています。

青本は、7月に発売なのですよ。まだおあずけ。疾病や病態の各論的なものがこちらになります。赤本が縦斬り!青本が横斬り!で、わからない医学の世界を"サイコロステーキ先輩"にしてやりましょう(元ネタが分からない人はすいません)。




by otowelt | 2021-06-14 00:19 | 内科一般

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


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