本の紹介:総合内科病棟マニュアル 病棟業務の基礎(赤本)
2021年 06月 14日
赤本といえば、大学入試のときのアレを思い出すのですが、この本は「総合内科病棟マニュアル」が赤・青に分離した1冊です。前版もかなり秀逸で、私にとってもポケットに入れる本の1つになっていました。
予想はしていましたが、情熱の密度がハンパない。情熱どころじゃない、マグマですよこれは。研修医時代って、診療情報提供書(紹介状)の書き方や、死亡診断書の書き方って、現場で覚えていくスタイルが普通なんですが、病棟の立ち居振る舞いから書類の書き方まで、徹底的に網羅したのがこの赤本。
「胸腔ドレナージのときの診療記録ってどう書けばいいんですか」「カンファでプレゼンするときどうしゃべったらいいですか」
はい、これも全部載っています。
青本は、7月に発売なのですよ。まだおあずけ。疾病や病態の各論的なものがこちらになります。赤本が縦斬り!青本が横斬り!で、わからない医学の世界を"サイコロステーキ先輩"にしてやりましょう(元ネタが分からない人はすいません)。
by otowelt
| 2021-06-14 00:19
| 内科一般