COVID-19:大阪府と東京都の現状(8月22日現在)

COVID-19:大阪府と東京都の現状(8月22日現在)_e0156318_10172975.png
大阪の新規感染者数が第4波を超えて、大きく第5波を形成しました。これまでと比較して、恐ろしい数の新規感染者数です。

COVID-19:大阪府と東京都の現状(8月22日現在)_e0156318_10174872.png
宿泊施設の療養者数も過去最大になっており、確保部屋数は5618部屋にまで増やしています。半分くらいが埋まっている状況です。

COVID-19:大阪府と東京都の現状(8月22日現在)_e0156318_10175858.png
私が勤務する軽症中等症病床も相変わらず回転数が早く患者さんが出入りしており、現在はそのせめぎあいといったところです。第4波の時は65%以上が中等症IIでしたが、現在はそれよりも少ない頻度です。とはいえ、この1週間の患者さんのほとんどが中等症IIになっており、全体の重症度が底上げされてきた印象ですね。

COVID-19:大阪府と東京都の現状(8月22日現在)_e0156318_10181157.png
重症病床の患者数は、以前ほど逼迫はないもののじわじわ増加しています。カンフル的に上限を587床に設定していますので、余裕はあるのでしょうが、重要なのは上昇速度です。

COVID-19:大阪府と東京都の現状(8月22日現在)_e0156318_10275136.png
ECMONETベースでの大阪府・東京都の人工呼吸器稼働数です。市中病院などカバーできていない数はありますが、実数とほぼ比例することがわかっています。ここにきて東京都の数が急増に転じており、大阪府第4波みたいなことになりかねないのでは、と危惧しています。





by otowelt | 2021-08-22 10:30 | 感染症全般

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優