COVID-19:大阪府の現状(10月1日)

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第5波が終わりそうですね。新規陽性者数はまだ200~300人あたりをウロウロしているので、第3波、第4波、第5波と発射台が少しずつ高くなっているのではという懸念があります。

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宿泊施設のほうは、1000人を切りました。退室したあとの部屋の清掃が大変と聞いています。朝から夕方までオンライン診察や電話をしている宿泊施設スタッフの方々、いつもお疲れ様です。

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私が勤務する軽症中等症病床でも、患者さんがドドドっと退院し、現在閑古鳥が鳴いている状態です。第4波以前と異なるのは、退院基準を満たした瞬間に退院できる若い人が多かったということです。そのため、第5波における軽症中等症病床の患者数のグラフが『今日から俺は!!』の伊藤みたいな感じになっています。

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重症病床はまだ第5波の終わりが到来していません。605床まで確保しているとはいえ、せめて第3波や第4波の終わりの水準くらいにまで患者数を戻しておきたいところですね。

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当院のコロナ病棟のデータです。大阪府はやはり第4波のほうがキツかったですね。軽症中等症病床で人工呼吸管理を余儀なくされたのは第4波だけでした。デルタ株の毒性は高かったのかもしれませんが、第5波はこれまでより20歳近く若い患者層に集中していたため、軽症中等症病床では看護必要度も高くなく、第4波ほど逼迫感は強くありませんでした。

どの専門家の先生も、第6波到来を確実視しているため、次の波に備えましょう。去年と同じ軌跡を辿るのであれば、12月から始まり1月がピークということになります。



by otowelt | 2021-10-01 06:57 | 感染症全般

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優