『泣くな研修医』で大ブレイク中の小説家外科医中山祐次郎先生の「それでも君は医者になるのか」。
著者:中山祐次郎 先生

中山先生が医師を志した経緯が最後の方に書かれています。「アツくなれるかどうか」は私もかなり重要視しています。一生涯続けていく職業ですから、医学を勉強してワクワクできる人間でありたい。私も地頭がよいほうではないため、知らないことばかりでいつもキラキラしています(おいイイのかそれで)。
医師の働き方やプライベート、その他中山先生ならではのエピソードが詰め込まれた珠玉のオムニバス。医師を志す人間が減っているのか増えているのか私には知るべくもありませんが、これを読んで医師を志す人が増えてくれればと思いますね。
実はこの本の執筆に際して、関西第4波に関するやりとりを行いまして。看護師が直面したことについては12月1日発売の私の著書に書かせていただきましたが、第4波のさなか私が感じたことを率直に語らせていただきました。新型コロナのようなイヤらしい新興感染症は、今後二度とやってこない可能性もありますが、「そのとき医師が体験したこと」を中山先生がうまくインタビューしてくれています。
