本の紹介:ジェネラリストが知りたい 膠原病のホントのところ
2021年 12月 03日
「底なしの知識を持つ萩野先生を読者の皆さんに披露したい」という竹之内先生のまえがきがありますが、私にとってはまさに神々の対談を目の当たりにした、衝撃的な本でした。対談し続けていただければ(笑)、無限に医学書が作れるレベルです。
著者:竹之内盛志 先生, 萩野 昇 先生
竹之内先生の萩野先生に対する愛があふれる本になっています。対談形式でここまで詰め込んで書いてくれる本ってなかなかない、というか見たことないです。竹之内先生があとがきに書かれているように、全体的に小さい文字ですが、老眼が始まっていない私にはありがたい限りです。
私の病院には膠原病科医がおらず、知り合いの先生に電話で「これってどうですかね?」と聞くことが多いのですが、「それ萩野先生の本にも書いていましたね」と返すと、「何を隠そう私も萩野先生の本の受け売りです」みたいなやりとりがチョイチョイあります。
お世辞抜きにして、面白いです。神の領域。ヴァルハラ。膠原病を診ることがある医師は、もうこれは読まないといけない。
それにしても、ラジオ体操ってそんなにスゴイのか・・・。今日からやろうかな。
by otowelt
| 2021-12-03 00:41
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