RHINE研究:炎症性腸疾患と喘息の関連
2023年 08月 01日
メタアナリシスにおいて、IBDとその後の喘息の関連が示されています(Clin Transl Gastroenterol. 2018 Sep; 9(9): 188.)。UCにおける喘息有病率も非UCより高いことがわかっています(Inflamm Bowel Dis. 2010 Nov; 16(11): 1957–1962.)。
Kisiel MA, et al. Inflammatory bowel disease and asthma. Results from the RHINE study. Respir Med. 2023 Jun 2;107307.
- 概要
■喘息と炎症性腸疾患(IBD)は、いずれも炎症性疾患である。本研究の目的は、IBDと喘息および呼吸器症状との関連性を調査することである。
■本研究は、喘息、呼吸器症状、潰瘍性大腸炎やクローン病などのIBD、様々なライフスタイル変数に関する郵便アンケートに回答した北欧7か国の13,499人の参加者の解析である。
■IBD195例が登録された。喘息(14.5 vs 8.1%、p = 0.001)、異なる呼吸器症状(範囲 11.9-36.8% vs 範囲 6.0-18.6% 、p < 0.005 )、非感染性鼻炎( 52.1 vs 41.6% 、p = 0.004 )、慢性鼻副鼻腔炎( 11.6 vs 6.0% 、p = 0.001 )は、IBDのほうが非IBDより多かった。多変量回帰分析では、性別・BMI・喫煙歴・教育レベル・身体活動などの交絡因子を調整した結果、IBDと喘息に有意な関連がみられた(オッズ比1.95、95%信頼区間1.28-2.96)。喘息と潰瘍性大腸炎(調整後オッズ比2.02、95%信頼区間1.27-2.19)、非クローン病(調整後オッズ比1.66、95%信頼区間0.69-3.95) の間に有意な関連があった。IBDと喘息の間には、女性では有意な性差があったが、男性ではみられなかった(オッズ比2.72、95%信頼区間1.67-4.46 vs オッズ比0.87、95%信頼区間0.35-2.19, p = 0.038)。
■本研究は、喘息、呼吸器症状、潰瘍性大腸炎やクローン病などのIBD、様々なライフスタイル変数に関する郵便アンケートに回答した北欧7か国の13,499人の参加者の解析である。
■IBD195例が登録された。喘息(14.5 vs 8.1%、p = 0.001)、異なる呼吸器症状(範囲 11.9-36.8% vs 範囲 6.0-18.6% 、p < 0.005 )、非感染性鼻炎( 52.1 vs 41.6% 、p = 0.004 )、慢性鼻副鼻腔炎( 11.6 vs 6.0% 、p = 0.001 )は、IBDのほうが非IBDより多かった。多変量回帰分析では、性別・BMI・喫煙歴・教育レベル・身体活動などの交絡因子を調整した結果、IBDと喘息に有意な関連がみられた(オッズ比1.95、95%信頼区間1.28-2.96)。喘息と潰瘍性大腸炎(調整後オッズ比2.02、95%信頼区間1.27-2.19)、非クローン病(調整後オッズ比1.66、95%信頼区間0.69-3.95) の間に有意な関連があった。IBDと喘息の間には、女性では有意な性差があったが、男性ではみられなかった(オッズ比2.72、95%信頼区間1.67-4.46 vs オッズ比0.87、95%信頼区間0.35-2.19, p = 0.038)。
by otowelt
| 2023-08-01 00:06
| 気管支喘息・COPD










