関節リウマチにおける肺エコーでのスクリーニング方法

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PPFに肺エコーすると、間質性のところはB-lineになるんやろうなあという感想です。陰性適中率はやはり高いです。進行したILDではない、という除外目的には使えるかもしれまんせんね。




  • 概要
■関節リウマチ(RA)患者における間質性肺疾患(ILD)のスクリーニング方法についてはまだ議論の余地がある。我々は、RA-ILDのスクリーニングツールとしての肺エコー検査(LUS)の性能を評価し、胸部聴診、胸部X線、肺機能検査の性能と比較した。

■2022年1月~12月にブエノスアイレスのリウマチクリニックで受診した連続RA患者の横断研究。胸部HRCTがILD診断のゴールドスタンダードで、LUS、胸部X線、PFTから30日以内に実施された。研究者はHRCTの結果と患者の臨床データを盲検化した。LUSは14部位が探索され、B-lineの合計が5本以上の場合に陽性とされた。ILDの診断成績は各診断検査について報告された。

■1006人の患者が組み入れられ、87人(82%)が女性であった。年齢中央値は60.9歳(±9.5歳)であった。合計32例(30.2%、95%信頼区間21.6%-39.9%)がILDであった。LUSの感度は90.6%(95%信頼区間75.0%-98.0%)、陰性的中率は94.7%(95%信頼区間85.4%-98.9%)であった。LUSは、ILDのスクリーニングにおいて、評価された他の診断検査よりも優れていた。





by otowelt | 2024-03-13 00:24 | 膠原病

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


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