高地肺水腫に対するフロセミド
2024年 03月 20日
安価で使い慣れているという点でフロセミドは確かに処方しやすいかもしれません。肺水腫を改善させることは改善する、という結果になっています。
心拍出量が多いほうが高山病を発症しやすいという報告もあり( J Physiol Anthropol. 2023;42:6.)、高齢者ではとくに心係数が事前予測指標になるかもしれません。
■2018年1月から2023年9月まで入院したHAPE患者の単施設後ろ向きコホート研究である。患者はフロセミド群と非フロセミド群に分けられた。背景、併存疾患、バイタルサイン、炎症バイオマーカー、生化学分析、CT重症度スコア、予後指標などの臨床変数が収集された。
■フロセミド群の患者209例、非フロセミド群の患者64例、合計273例の患者が登録された。フロセミド群は非フロセミド群と比較してCT重症度スコアの有意な減少を示した。 サブグループ分析では、フロセミドの使用期間が長いほど、肺CT重症度スコアの改善がより顕著だった。しかしながら、2群間において入院期間と院内死亡率に有意差はなかった。
by otowelt
| 2024-03-20 00:32
| 呼吸器その他










