COPDにおけるICSは用量依存的にStenotrophomonas maltophiliaの定着リスクを増加
2024年 03月 18日

緑膿菌をはじめいろいろな菌の定着が起こることがその理由の1つですが、Stenotrophomonas maltophiliaは近年COPDにおいて注目される菌種の1つです。
■吸入ステロイド(ICS)はCOPD患者に広く使用されている。われわれは、COPD患者におけるStenotrophomonas maltophiliaによる下気道の培養陽性とICS用量の増加に関連があるかどうかを調べた。
■ICS曝露は、組み入れ前1年間の1日平均投与量に基づいて、未使用、低用量(≦400μg)、中用量(400~800μg)、高用量(>800μg)の4群に分類した。用量反応関係は多変量Cox比例ハザード回帰により検討した。
■全患者2万2689例のうち、459例が下気道検体にてS. maltophilia陽性となった。S. maltophiliaのハザード比は、1日のICS用量が増加するにつれて上昇した。低用量:ハザード比2.6(95%信頼区間1.6~4.0)、中用量:ハザード比3.0(95%信頼区間1.9~4.6)、高用量:ハザード比5.7(95%信頼区間3.8~8.5)。
by otowelt
| 2024-03-18 00:56
| 気管支喘息・COPD









