気管支拡張症における再入院を予測するCAT

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CATはCOPD以外でも結構使われていて、汎用性は高いのですが、そうなってくると最初の「C:COPD」が不自然に思えてきますね。





  • 概要
■気管支拡張症増悪後の再入院は一般的で困難な臨床問題であるが、簡単な予測ツールはほとんど存在しない。COPD Assessment Test(CAT)は使いやすい質問票である。この研究の目的は、気管支拡張症増悪患者の再入院リスク判定におけるCATスコアの予測価値を評価することである。

■気管支拡張症の増悪で入院した気管支拡張症患者106例を対象として前向きコホート研究を実施した。全患者が入院時と退院時にCATを実施した。再入院に関するデータを収集するため、患者を12か月間追跡した。気管支拡張症増悪による再入院に対する入院時CAT、退院時CAT、およびCATの変化の予測能を評価した。

■気管支拡張症患者46例が12か月以内に気管支拡張症増悪のため再入院した。気管支拡張症の急性増悪患者において、交絡因子を調整後、入院時のCATが高いことは12か月以内の再入院の独立リスク因子であった(ハザード比3.201、95%信頼区間1.065-9.624、p<0.038)。気管支拡張症の急性増悪患者における12か月再入院を予測するための入院時CATのカットオフ値は23.5(感度62.2%、特異度83.6%)、退院時CATのカットオフ値は15.5(感度52.2%、特異度87.0%)であった。






by otowelt | 2024-03-30 00:54 | 呼吸器その他

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優
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