遺伝性結合組織疾患における気胸の臨床的検討

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遺伝的に肺に嚢胞ができやすい患者さんは、気胸リスクが高いです。




  • 概要
■遺伝性結合組織疾患 (Marfan症候群、Ehlers-Danlos症候群、Birt-Hogg-Dubé症候群) を伴う二次性自然気胸 (SSP) の特徴、診療パターン、臨床転帰は不明である。

■本研究では、2010 年 7 月から 2020 年 3 月までの SSP 患者 524 人 (入院 884 件) と一次性自然気胸 (PSP) 患者 13万7,821 人のデータを含むDPCデータベースを使用した。SSP の入院 (n=884) を、外科的 (n=459) と非外科的 (n=425) のグループに分類し、患者の特徴、治療、転帰を比較した。気胸再発の危険因子を評価するために多変量解析を実施した。

■非外科的治療群と比較すると、外科的治療群では気胸による再入院の頻度が低かった (26% vs. 44%、ハザード比 0.47、95% 信頼区間 0.38-0.58)。若年患者 (ハザード比 2.46、95% 信頼区間 1.83-3.32)、Birt-Hogg-Dubé症候群 (ハザード比2.53、95%信頼区間1.77-3.63) の患者は再発リスクが高かった。

■気胸は、Marfan症候群の 10 代の患者、Ehlers-Danlos症候群、Birt-Hogg-Dubé症候群の 40 歳以上の患者で頻繁に発生した。





by otowelt | 2024-07-13 00:39 | 呼吸器その他

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優
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