気管支鏡時の鎮静:デクスメデトミジン+ケタミン

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麻酔科医レベルの管理ができればベストオブベストの鎮静は可能と思いますが、内視鏡室レベルで安全かつ簡易に行える鎮静というのが重要だと思います。現在のスタンダードはフェンタニル・ミダゾラムです。レミマゾラムはどうだろうかと最近思っています。

■気管支鏡検査の鎮静に魅力的な新薬が登場!?(URL:https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kurahara/201812/558869.html


  • 概要
■気管支鏡検査における鎮静は、適切な呼吸を維持し、患者に対する最大限の快適性を確保し、検査の目的が達成されることを保証する必要がある。しかし、気管支鏡における最適な鎮静法はまだ確立されていない。

■この研究の目的は、気管支鏡中の患者の鎮静に推奨される標準的な組み合わせであるミダゾラム・フェンタニル (MF) とデクスメデトミジン・ケタミン (DK) を比較することである。

■気管支鏡を受けた患者は、DK群 (n = 25) と MF群 (n = 25) にランダムに割り当てられた。主要評価項目は、重大な酸素飽和度低下イベント (経鼻酸素供給2 L/分投与下における動脈血酸素飽和度< 80%) の発生率とされた。副次評価項目には、鎮静深度、血行動態の合併症、有害事象、患者と気管支鏡検査医の満足度が含まれた。

■重大な酸素飽和度低下イベントの発生率は 2群間で同等だった (DK: 12% vs. MF: 28%、p = 0.289)。DK はより深い最大鎮静レベルを達成し(p < 0.001) 、より長いリカバリー時間 (p < 0.001) と関連していた。両群で血行動態およびその他の合併症の発生率は同等だった。患者満足度は 2群間で同等だったが、気管支鏡検査医の満足度は DK の組み合わせの方が高かった (p = 0.033)。

■DKは気管支鏡検査における良好な安全性プロファイルを示し、有害事象の発生率を増加させることなく、深い鎮静と優れた気管支鏡検査医の満足度を達成した。





by otowelt | 2024-07-10 01:17 | 気管支鏡

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優
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