気管支鏡検査におけるレミマゾラム(アネレム)続報
2025年 05月 29日
ずっとこのブログで紹介しているアネレム。日本でもエビデンス出せると思いますので、だれかやってください(他力本願)。
■参考記事:気管支鏡検査におけるアネレム(https://pulmonary.exblog.jp/30498638/)
■参考記事:気管支鏡の鎮静におけるレミマゾラム(アネレム)(https://pulmonary.exblog.jp/33445295/)
■参考記事:■気管支鏡検査の鎮静に魅力的な新薬が登場!?(URL:https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kurahara/201812/558869.html)
- 概要
■レミマゾラムは、新規の超短時間作用型鎮静・麻酔薬である。近年の多くの研究でその鎮静効果が実証されているものの、高齢患者における気管支鏡検査におけるレミマゾラムの安全性を検討する研究は未だ行われていない。
■気管支鏡検査を受けた高齢患者66名を、レミマゾラム群(R群)またはプロポフォール群(P群)に無作為に割り付けた。両群とも、最初にアルフェンタニル10 µg/kgを静脈内投与した。その後、両群に試験薬を静脈内投与した。(1) R群にはレミマゾラム0.2 mg/kg、(2) P群にはプロポフォール1.5 mg/kgを投与した。気管支鏡中、患者は必要に応じて試験薬を漸増投与することにより、深い鎮静状態(修正観察者による覚醒度/鎮静スコア≤1)を維持した。
■評価項目は気管支鏡中の低酸素血症の発現率とした。副次評価項目には、その他の安全性評価項目、有効性評価項目、および手順特性が含まれた。
■R群はP群と比較して低酸素血症の発現率が低かった(9.1% vs. 45.5%、相対リスク0.20 [95%信頼区間0.06-0.63]、P = 0.001)。R群の最小SpO2および最小MAPはP群よりも高かった(93.1 ± 3.8 vs. 89.0 ± 6.7、P = 0.004、82.8 ± 12.4 vs. 72.8 ± 14.1、P = 0.003)。 R群のΔMAPおよびΔHRは、P群と比較して低かった(15.9 ± 5.2 vs. 28.8 ± 12.4、P < 0.001、14.9 ± 3.2 vs. 17.8 ± 4.2、P = 0.003)。低血圧の発現率はR群でP群と比較して低かった(9.1% vs. 30.3%、P = 0.030)。注射痛の発現率はR群でP群と比較して低かった(0% vs. 27.3%、P = 0.001)。
■高齢患者における気管支鏡の鎮静を維持するにあたり、レミマゾラムはプロポフォールよりも優れた安全性を示し、特に呼吸抑制および心血管機能抑制の点でその効果が顕著であった。
by otowelt
| 2025-05-29 00:38
| 気管支鏡










