ILAと冠動脈疾患
2025年 07月 12日
- 概要
■COPDGeneおよびAGES-レイキャビク研究の参加者で、ILA評価、臨床CHD、冠動脈カルシウム(CAC)データが得られた者を対象とした。両コホートにおいて、CHDは臨床歴に加え、CAC>100で定義した。
■多変量ロジスティック回帰分析によりILAとCHDの関連性を評価し、Cox比例ハザードモデルを用いてILAおよびCHDに関連する死亡率を評価した。
■CHD患者の9%は、COPDGeneとAGES-レイキャビクの両方でILAを有していた。COPDGene(オッズ比[OR] 1.6、95%信頼区間[CI]:1.2~2.0、p<0.001)およびAGES-レイキャビク(OR 1.6、1.2~2.0、p<0.001)において、ILAを有する被験者は、臨床歴によって定義されるCHDのオッズが高く、CAC>100でも同様の結果が得られた。
■COPDGeneおよびAGES-レイキャビクの両試験において、CHDおよびILAを有する被験者は、CHDを有するがILAを有さない被験者と比較して、それぞれ(ハザード比[HR] 2.0、95%信頼区間[CI]:1.4~2.7、p<0.001)、(HR 1.3、95%信頼区間[CI]:1.1~1.4、p<0.001)死亡リスクが高かった。
■AGES-レイキャビク試験では、CHD患者において、ILAは呼吸器系疾患による死亡のオッズを9倍以上増加させることと関連していた(オッズ比9.6、95%信頼区間3.2~29、p<0.0001)。
■ILAはCHDと併発することが多く、より悪い死亡率と関連していることから、ILAはCHD患者にとって臨床的に重要な合併症であることが示唆される。
by otowelt
| 2025-07-12 00:23
| びまん性肺疾患










