本の紹介:行動経済学で学ぶ感染症

肺MAC症のセミナーでも行動経済学とからめた講演をよく聞きます。私は、あまり行動経済学に明るくないので、ナントカ効果とか1つも知らないのですが、読むと明日から使ってみたいテクニックが満載!

発売日:2025年10月6日
単行本 : 212ページ
価格 : 3,800円 (税別)
出版社 : 医学書院
著者:武藤義和先生
1つ紹介しましょう。実臨床でも気を付けたいのが「バンドワゴン効果」。他の先生がやっているから、そのままプラクティスをスライドさせる、アレです。カンファレンスなどで「血液検査で〇〇、チェックしていないの?」という意見が出ると、取らないといけないんだと思ってしまい、それがまた次の世代へ引き継がれていく・・・。

この本では「β-Dグルカン」があげられていますが、おっしゃる通りかと思います。

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この本のよいところは、「今一度その感染症診療見直そうよ」という構成になっているところです。タイトルで想像するよりも、はるかに実臨床的と思います。私はICTに所属しているのですが、ザイオンス効果などは本当に有用な理論です。毎日手を変え品を変えやってるんですけど、なかなか花が開かない。

※まえがきにある「当直室にあるゴルゴ13」のくだり、私が勤務してきた病院の「当直室ゴルゴ率」は確かに80%を超えていました。なんでゴルゴなんでしょうね。



by otowelt | 2025-10-10 00:26 | その他

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


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