COPDのリスクが高い幼少期の体格とは
2025年 10月 24日
大きめの体格であるほど、COPDのリスクは高いということが示されました。あくまでこの観点でのハザード比ということになるので、他の因子のほうが関連は強いと思いますが。
- 概要
■これまでの研究では、小児期の体格と肺機能、そして青年期および成人期の喘息との関連が示唆されているものの、COPDとの関連は明らかではない。そこで、小児期のBMIの推移が成人期のCOPDと関連しているかどうかを調査した。
■本前向きコホート研究では、1930年から1982年の間に出生し、コCopenhagen School Health Records Registerから6歳から15歳までの体重と身長の測定値が得られた276,747人の小児を対象とした。1977年から2022年までの個人を国立健康登録簿で追跡調査し、40歳以降にCOPDと診断された者を特定した。小児期の5つのBMI推移とCOPDとの関連について、男女別にCox比例ハザード回帰分析を用いてハザード比と95%信頼区間を推定した。
■追跡調査期間中、女性18,227名と男性15,789名がCOPDと診断された。小児期のBMIが平均的な女性と比較して、平均以上(HR=1.10、95%CI: 1.06-1.15)、過体重(HR=1.26、95%CI: 1.20-1.33)、または肥満(HR=1.65、95%CI: 1.50-1.83)のBMI推移を示した女性では、COPDのハザードが高かったことが観察された。男性についても同様の結果が得られた。女性では、小児期のBMIが平均以下であった場合、COPDのハザードは低かった(HR=0.91、95%CI: 0.87-0.95)。
■小児期を通して平均以上のBMI推移は、成人期のCOPDと正の相関関係にあることが分かりました。したがって、当該研究結果は、人生のこの早い時期に太りすぎまたは肥満であることは、後にCOPDを発症するリスクの指標であることを示唆している。
by otowelt
| 2025-10-24 00:14
| 気管支喘息・COPD










