本の紹介:症候からわかる irAE逆引きマニュアル
2025年 11月 03日
市立長浜病院呼吸器内科野口哲男先生の著書です。私も何度かセミナーを拝聴したことがあるので、「逆引きマニュアル」は逆転の発想だなと目から鱗が落ちました。

発売日:2025年10月28日
単行本 : 183ページ
価格 : 4,500円 (税別)
出版社 : 金芳堂
著者:野口哲男先生

単行本 : 183ページ
価格 : 4,500円 (税別)
出版社 : 金芳堂
著者:野口哲男先生
私がブログを始めた頃、すでに「呼吸器ドクターN」の存在は知っていて、心のどこかで意識していたのをよく覚えています。
あの時代、医師のブログは雨後の筍のように現れては静かに姿を消していきました。主戦場はやがて有料Noteへと移りましたが、現在も野口先生はブログを続けておられ、私と同じようなマインドを持っているのだろうと、同時代を走ってきた者として親近感を覚えます。
この『irAE逆引きマニュアル』、こういった症状が出たときにはこれを疑えという重要なメッセージも網羅されていますが、多職種・多診療科で連携して診ていこうという気概が詰め込まれており、極めて実戦的な書籍に仕上がっています。言葉は端的で、無用な逡巡を削いでくれます。
ICI投与中の患者さんが当直帯に悪化して搬送――そんな一行で現場の空気が変わる瞬間、初動の判断が重要です。本書はそのアンメットニーズを見据え、初期評価から検査、鑑別の枝分かれまでを「逆引き」で素早くつなぎ直してくれます。
by otowelt
| 2025-11-03 01:05
| 肺癌・その他腫瘍









