LAAの比率とFFMIは反比例する
2009年 01月 07日
Inter Med 48: 41-48, 2009)
COPDにおいて、筋肉量の減少というのは予後に相関することが知られているが、
まだはっきりとしたデータは存在しない。
この論文は112人の安定したCOPD患者で、
fat mass indexおよびfat free mass indexを考察したもの。
なんでこんな研究がなされたかというと、
最近はBMIよりもFFMI(fat free mass index)がはやっているからである。
BMIはCOPDの病期分類上の有意な影響を与えないとされるが、
FFMIはstageゼロで有意な影響を与える。
Chest. 2007; 132:164-169
結局予後まではわからないが、
LAAの比率は、FFMIあるいはFMIと反比例するだろうという結果が得られた。
つまりは、COPDにヤセはよくないということ。
by otowelt
| 2009-01-07 14:35
| びまん性肺疾患