PETはNSCLCの予後推定には役立たず


Computed Tomography Response, But Not Positron Emission Tomography Scan Response, Predicts Survival After Neoadjuvant Chemotherapy for Resectable Non-Small-Cell Lung Cancer. JCO Oct 1 2008: 4610-4616.

CTによる効果判定あるいはPETによる効果判定が
どのくらい予後推定に役立つかを調べた研究。
化学療法前後でCT、PETを撮影しているのだが・・・

89人の症例で行われた研究。
当然ながらRECISTに基づく。
CTで認められた奏効例での有意な生存期間の延長は
PETによる効果判定ではみられなかった。

つまり、PETはCRだろうが何だろうが、画像評価として
予後推定には役立たずなのだろう。

しかし、2003年のJCOでは相反する報告
Journal of Clinical Oncology, Vol 21, Issue 7 (April), 2003: 1285-1292 )もある。
非小細胞肺癌への放射線治療あるいは化学療法の効果判定と予後の関連を
CTとPETで比較した論文だがではPETの方がより予後を予想できた。
by otowelt | 2009-01-11 19:28 | 肺癌・その他腫瘍

近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp


by 倉原優
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