2018年 03月 09日 ( 1 )

出版のお知らせ:ポケット呼吸器診療2018

 少し先の話ですが、毎年アップデート出版している「ポケット呼吸器診療2018」が2018年3月30日に発売されます。前回の2017年版から少しだけボリュームが増えました。2017版と同様に変更があった部分は青いアミをかけて、一目で分かるように工夫をこらしています。価格は、ギリギリ税込1,000円台を維持しました。

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発売日:2018年3月30日
単行本 : 221ページ
価格 : 1,944円 (税込)
出版社 : シーニュ
著者 : 倉原 優 (国立病院機構近畿中央胸部疾患センター内科)
監修 : 林 清二 (国立病院機構近畿中央胸部疾患センター院長)

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<2017年版→2018年版の主な変更点>
・喀血の項目を追加
・インフルエンザ治療薬にバロキサビルマルボキシル(ゾフルーザ®)追加
・成人肺炎診療ガイドライン2017のアップデートを反映
・SPA治療に空洞切開菌球除去術を追加
・ABPA治療にイトラコナゾール単独治療を追加
・肺クリプトコッカス症に一部追記
・ベナンバックス®の腎機能別用量を記載
・肺ノカルジア症の項目を追加
・結核治療薬にベダキリン(サチュロ®)を追加
・キードラッグが使用できないケースの結核治療について表作成
・リファマイシン系との相互作用でグレカプレビル/ピブレンタスビル(マヴィレット®)を追加
・喘息治療薬にアニュイティ®追加(ステップごとの該当用量についてはGSKに問い合わせ済)
・喘息治療薬にベンラリズマブ(ファセンラ®)追加
・気管支サーモプラスティの手技や費用などの情報を追加
・GOLD2018のアップデートを反映
・ERS/ATSのCOPD増悪ガイドラインのアップデートを反映
・ACOS(asthma-COPD overlap syndrome)からACO(asthma and COPD overlap)へ変更
・『喘息とCOPD のオーバーラップ 診断と治療の手引き2018』の情報を反映
・気管支拡張症に対する吸入アミノグリコシドおよび間欠的抗菌薬投与について追加
・クライオバイオプシーが使えるようになったことを追加
・Fleischner SocietyのUIP診断カテゴリーをアップデート:typical UIP、probable UIP、indeterminate for UIP、most consistent with non-IPF diagnosisの4群へ
・メトトレキサート(MTX)関連リンパ増殖性疾患について追加
・リンパ脈管筋腫症(LAM)の項目を追加
・肺癌の項目を大幅に変更(肺癌診療ガイドライン2017 年版刊行による)
・抗癌剤の禁忌・慎重投与にタフィンラー®、メキニスト®の情報を追加
・悪性胸膜中皮腫に対するオフェブ®、オプジーボ®について追加
・悪性胸膜中皮腫のTNM 分類をAJCC2017へ
・胸腺腫・胸腺癌の項目を追加
・好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)のFive-Factor Scoreを追加
・年齢と腎機能によるエンドキサン®間欠的静注の用量調節を追加
・サルコイドーシスの寛解率・合併臓器の情報をアップデート
・Morisset らのデルファイ法による慢性過敏性肺炎(CHP)診断アルゴリズムを追加
・じん肺健康管理手帳交付の申請書類について追加
・じん肺管理区分フローチャートを追加
・じん肺の小陰影の読影、大陰影の読影、付加記号について追加
・珪肺症の分類を変更
・気胸の項目を追加
・閉塞性睡眠時無呼吸のauto CPAPについて追加
・肺高血圧症の診断と治療を大幅に追加
・肺血栓塞栓症の項目を追加


 このマニュアルは「できるだけコンパクトかつ有用な安い書籍」を目標にしていますが、限りなく最新の文献に基づいた疾患情報を提供できるよう心がけています。実臨床で使用することを最優先に、不要な贅肉を極限までこそぎ落としているつもりです。

 呼吸器を診療する医師のポケットに長く入れていただけるよう、これからも努力致しますので、よろしくお願い申し上げます。「こういった内容の方がよい」「こういった項目を入れて欲しい」などの叱咤激励もお待ちしております。

 最後に、シーニュの藤本浩喜様、監修を引き受けていただいた当院院長の林清二先生に心より感謝申し上げます。


by otowelt | 2018-03-09 00:46 | 呼吸器その他