2019年 06月 21日 ( 2 )

吸入薬の図

 未発売のエアロスフィアとジェネリックも含めた、吸入薬一覧です。保険適用に差がある製剤は細分化して記載しています。
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by otowelt | 2019-06-21 09:18 | 気管支喘息・COPD

IPFに対する抗線維化薬は、無治療と比べて死亡リスクを減少

e0156318_10574046.jpg なかなか評価が難しいアウトカムであることはすでに知られていることです。

Timothy M Dempsey, et al.
Clinical Effectiveness of the Anti-Fibrotic Medications for Idiopathic Pulmonary Fibrosis
Am J Respir Crit Care Med. 2019 May 31. doi: 10.1164/rccm.201902-0456OC.


背景:
 承認されてから、抗線維化薬であるピルフェニドンとニンテダニブの死亡率や入院などの臨床的に重要なアウトカムの影響を評価する、リアルワールドまたはランダム化された試験のエビデンスはない。

目的:
 特発性肺線維症(IPF)患者における抗線維化薬の臨床的効果を評価すること。

方法:
 大規模なアメリカの保険データベースを用いて、2014年10月1日から2018年3月1日までに8098人のIPF患者を同定した。抗線維化薬治療を受けた患者(1255人)、治療を受けていない患者(1255人)を比較するため、1対1傾向スコアマッチコホートが設定された。プライマリアウトカムは総死亡率とした。セカンダリアウトカムは急性期での入院とした。サブグループ解析によって、薬事阿寒の死亡率の差が評価された。

結果:
 抗線維化薬使用は総死亡率のリスク減少と関連していた(ハザード比0.77、95%信頼区間0.62-0.98、p=0.034)。しかしながら、この関連は治療開始初期2年のあいだのみに認められた。治療コホートでは、急性期での入院のリスクも減少した(ハザード比0.70、95%信頼区間0.61-0.80、p<0.001)。ピルフェニドンとニンテダニブの治療を受けた患者間の総死亡率に有意差はなかった(ハザード比1.14、95%信頼区間0.79-1.65、p=0.471)。

結論:
 IPF患者において、抗線維化薬は無治療と比べると総死亡率や入院のリスク減少と関連してるかもしれない。さらなる研究によって、これらの治療が早期だけでなく長期的な死亡率を減少させるという仮説が検証されるべきである。



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by otowelt | 2019-06-21 00:07 | びまん性肺疾患