2019年 09月 22日 ( 1 )

エアリーク量が1日100mL以上だと気胸に対する胸腔ドレーンの治療失敗リスクが高い

エアリーク量が1日100mL以上だと気胸に対する胸腔ドレーンの治療失敗リスクが高い_e0156318_14441648.jpg これは呼吸器科医ならば誰しもが体感しているものでしょうが、ちょっと1~2日目だけで有意差があるのがハテナマークですね。

Hallifax RJ, et al.
Predicting outcomes in primary spontaneous pneumothorax using air leak measurements.
Thorax. 2019 Apr;74(4):410-412.


概要:
 原発性自然気胸(PSP)は、初期治療レジメンは基本的に一般化されており、個別化されておらず、多くの場合、空気漏れが止まるまで長期間待つ必要がある。胸腔ドレーン挿入が必要になった81人のPSP患者の前向き研究において、エアリーク量と治療失敗の関連を調べた。
 1日目あるいは2日目に高度のエアリークがある場合、入院期間が延長した。エアリーク量が1日目で100mL/日以上の場合、治療失敗のオッズ比は5.2(95%信頼区間1.2-22.6、p=0.03)となり、早期の肉眼的エアリーク量観察は治療失敗を予測できることが分かった。

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(文献より引用:単変量解析および多変量解析)



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by otowelt | 2019-09-22 00:56 | 呼吸器その他