2019年 11月 05日 ( 1 )

COPDに対する経口イミダフェナシンの効果

e0156318_1633480.jpg LAMAが吸えない高齢者は多いです。ここでウリトス®!ちょっと期待しちゃいますね。

Machida K, et al.
Imidafenacin, An Orally Active Muscarinic Receptor Antagonist, Improves Pulmonary Function In Patients With Chronic Obstructive Pulmonary Disease: A Multicenter, Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled 3×3 Crossover Phase II Trial.
Int J Chron Obstruct Pulmon Dis. 2019 Sep 19;14:2175-2184. doi: 10.2147/COPD.S223002. eCollection 2019.


背景:
 長時間作用性抗コリン薬は、COPDのマネジメントの根幹をなすが、吸入製剤は一部患者で技術的に困難であり、アドヒアランスの障壁となるかもしれない。

方法:
 多施設共同ランダム化二重盲検プラセボ対照第2相試験(3×3クロスオーバー)をおこない、COPD患者における経口抗コリン薬であるイミダフェナシンの効果と安全性を評価した。%1秒量が30%以上80%未満のCOPD患者(27人、全員男性)が、ランダムにイミダフェナシン0.1mg、0.2mg、プラセボの単回投与いずれかに割り付けられた。

結果:
 投与24時間後のベースラインからの最大1秒量変化は、イミダフェナシンの2用量群においてプラセボより有意に上昇した。投与24時間後の1秒量AUCは、プラセボと比較して0.2mg群で有意に改善したが、0.1mgでは有意差はなかった。血清イミダフェナシン値は、1秒量変化と正の相関をしていた。中等症あるいは重篤な有害事象イベントを起こすことなく全被験者は試験を完遂した。
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(ベースラインからの1秒量変化[L]:文献より引用)

結論:
 経口イミダフェナシン0.1mgあるいは0.2mgは、良好な安全性・忍容性のもとCOPD患者の肺機能を改善させるかもしれない。


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by otowelt | 2019-11-05 00:25 | 気管支喘息・COPD