2022年 09月 02日
進捗が良好だった、小児に対するニンテダニブの臨床試験です。長期的な安全性がもっとも重要なポイントですが、下痢や肝障...
2022年 08月 11日
個々のIPF患者さんの実際の生存範囲は非常に広いもので、最大で20~25%の患者が10年を超えて生存しているとされ...
2022年 08月 01日
Bronchiectasis rheumatoid overlap syndrome(Chest. 2017;15...
2022年 07月 25日
シロリムスの投与や閉経によって循環LAM細胞が減少するため(Chest. 2014;145(1):108-112....
2022年 07月 08日
昔一緒に働いていた、大塚淳司先生が筆頭著者の論文です。背景の状態が悪いと、予後不良因子になることは想定通りではあり...
2022年 06月 29日
日本国内では静脈麻酔などで鎮静をかけてTBLCを行うことが多いと思いますが、海外では機械換気を併用することもあるよ...
2022年 06月 20日
ERSから刊行されたILDに対するクライオバイオプシー(TLBC)のガイドラインです。Korevaar DA, e...
2022年 06月 19日
非CTD-ILDにおけるRF or 抗CCP抗体の陽性は、予後や治療効果の改善と関連しなかったという報告です。II...
2022年 06月 07日
大阪大学の秦明典先生が筆頭著者のRadiolgyの論文です。TBI-2~3は明確にKaplan-Meier曲線で下...
2022年 05月 31日
テロメア症候群によるIPFでは、いつの間にか肝肺症候群になって酸素飽和度が低下してくる症例を経験します(Chest...
2022年 05月 19日
PDE4阻害剤の分野でも、IPF治療薬ではベーリンガー一強になってきました。ニンテダニブ+PDE4阻害剤がスタンダ...
2022年 05月 09日
ご存知ILAに関する新しいエビデンスです。以下のことが示されました。ILAの有病率は年齢とともに直線的に増加する。...
2022年 04月 29日
リフヌア®の登場で2022年は慢性咳嗽元年と呼べる年になるかもしれません。過度な期待を持っているわけではなく、難治...
2022年 03月 07日
nonfibrotic HPに対する抗原回避の効果は確信されますが、fibrotic HPについてはまだ議論の余地...
2022年 03月 05日
当然といえば当然ですが、膠原病のPF-ILDにおいても喫煙歴は予後不良の独立リスク因子と報告されています(Resp...
2022年 02月 01日
RA-ILDの3分の1が急性増悪を起こすという後ろ向きの研究です。長い目線で見ると、何かしらの感染症は起こりやすい...
2022年 01月 12日
最近は抗線維化薬の併用という知見も出始めていますが、副作用がやはりきつめではあります(Respir Investi...
2022年 01月 11日
じん肺を診療している呼吸器内科医にとって有名な知見として、「シリカは高度の線維化を引き起こし、炭素や酸化鉄などは線...
2021年 12月 22日
当院外科からの報告です。シロリムスがLAMのSPC術後再発を減らすという過去にない稀有な報告です。Sakurai ...
2021年 12月 16日
クライオバイオプシーが外科的肺生検と一致率があり、TBLBのような極小検体ではやはり診断は難しいよね、という結論で...
近畿中央呼吸器センター 呼吸器内科の 倉原優 と申します。医療従事者の皆様が、患者さんに幸せを還元できるようなブログでありたいと思います。原稿・執筆依頼はメールでお願いします。連絡先:krawelts@yahoo.co.jp